三毛猫と球体ロボの世界旅

トレーラー 60秒
完成しました

Blenderのブロックプレビズを設計し、それを参照動画として Seedance 2.5 に渡して本番映像にしました。4本の生成すべて一発で成立しています。

01完成トレーラー

音はまだ入っていません。タイトルと放送時期は設計上まだ未確定なので仮のカードです。

nekotabi_trailer_60s.mp4 — 9.6 MB

021点、直っていないところ

「動画は出し直さない・一発目を確認していただく」のお約束どおり、勝手に回し直していません。

25〜28秒:ブロックの代役が残っています

天空の岩場のカットで、白い猫が跳ぶ横に黒い箱状の猫が3秒ほど浮いています。プレビズにあった浮遊岩を、モデルが「もう1匹の生き物」として描いてしまったものです。

残ったブロックの代役
  • S2だけ回し直す プロンプトに「灰色の板は空に浮かぶ岩である」という同定を足します。今回の4本で、同定を書いた要素は必ず置き換わっていますので勝ちは濃いです。 約 440 cr
  • 該当カットを外して尺を詰める 「空間を感じさせるカット」が1つ減ります。 0 cr

03ブロック → 完成

左がBlenderで組んだプレビズ、右が同じ時刻の完成映像です。カット割り・構図・動き・キャラの向きは、すべて左で決めています。

PREVIZFINAL
E1 プレビズと完成

E1 — ロボを猫のに積んだ構図。9:16で横に並べると原理的に寄れないので、縦に積んでいます。

PREVIZFINAL
B1 プレビズと完成

B1 — 煙が晴れて猫が出る瞬間。プレビズでは猫の顔・目・鼻を消してあります(正体を先に見せないため)。

PREVIZFINAL
F2 プレビズと完成

F2 — ドラゴンの背の瘤にしがみつく猫。瘤は「猫が掴まる場所」として正本に入れた造形です。

04プレビズ(設計図)

カット名・秒数・セリフを焼き込んだ確認用です。Seedanceに渡したのは文字のない別バージョンです(焼いた文字は絵ごと描き替えられるため)。

nekotabi_trailer_previz.mp4 — 3.3 MB

05生成した4本

参照動画は合計30秒までという制約があるので、世界ごとに4本へ割りました。

S1

廃墟 — 起動から「ニャー」まで

A1–B3 / 20.0秒

S2

荒野・天空の岩場・岩山

C1–D2b / 13.0秒 / ★ブロック残りあり

S3

廃墟 — 漫才

E1–E6 / 14.0秒

S4

火山・ドラゴン・タイトル

F1–G3 / 13.0秒

06キャラクター正本

生成では毎回この3枚を参照に渡しています。ドラゴンは今回あたらしく作りました。

猫の正本
猫 — 既存の正本
ロボの正本
球体ロボ — 既存の正本
ドラゴンの正本
ドラゴン — 今回作成(10 cr)。眠そうで怖くない・牙を見せない・翼を裂かない。背の丸い瘤は「猫が掴まる場所」で、乗れる理由が絵で分かるようにしています。左下に猫を描かせて大きさを固定しました。

07かかった費用

Seedance 2.5 の単価はKIEが公開していないので、短い1本で実測してから本番に入りました。

ドラゴン正本(2K・2×2グリッド)10
S3 — 14.0秒(単価の実測)629
S1・S2・S4 — 46.0秒(並列)1,564
合計2,203 cr
当初お伝えした見込み2,710 cr
残高8,671 cr

実測 34〜45 cr/秒。Seedance 2.0 の公開単価より桁が違い、2.5は別料金でした。

08今回いちばん効いたこと

プレビズを渡すのは「公式の使い方」だった

KIEのSeedance 2.5のページに、こう書いてありました。

3D White-Model Support — allowing teams to preview scene layout, camera paths, and motion direction before generating final AI video results.

つまり白模(グレーのブロック)を参照動画として渡すのは想定された使い方で、白模が受け持つのは レイアウト・カメラパス・動きの方向 の3つだけ、と明記されています。この分担をそのままプロンプトに権限宣言として書いたところ、4本とも一発で通りました。